田んぼに家を建てる
田んぼに家を建てることはできるでしょうか?それもDIYで...
私は、大工や工務店の人ではありません。ただのサラリーマンです。
いつかは夢のマイホームを!そんなふうに思って今日まで生きてきましたが、なかなかお金もたまりません…コロナ禍で休日はやることもなく、ボーっと賃貸アパートの窓から空を見上げる日々。そんなとき思いついたこと…それは…
お金がないなら自分で建てればいいのでは!?
Do.It.Yourself. = ”やってみよう” の精神のもと、一度きりの人生をいかに楽しむか、「D.I.Y.には無限の可能性がある!」を合言葉に家づくりに挑戦してみたいと思います。
タイトルについてですが、まず、日本の法律では、田んぼに家は建てられません。
農地法では日本の自給率を維持する農地を守るため、簡単には登記地目を農地から宅地へと変更はできません。
そうなると、住宅を建築するための建築確認申請がおりず住宅は建てられません。
登記上の農地を宅地に変更するためには各自治体の農業委員会に農地転用許可申請をして許可をもらわなければいけません。
今回、私はこの申請のなかの農地法5条申請をおこないました。
- 農地法3条申請・・・農地の所有者をかえる
- 農地法4条申請・・・農地の地目を宅地等にかえる
- 農地法5条申請・・・農地の地目を宅地等にかえ、所有者もかえる
もちろん初めての申請だったのですが、書類を作るのが大変でした。
法務局で登記簿をみて申請用書類をつくり計画図面、積算、資金計画、そして隣接農地の方や自治会長の同意といった簡単には対応できないもののオンパレードでした。
売土地(田)をみつけてから申請までに3か月かかり、農業委員会と県の審査を経て許可がおりるのにさらに2か月かかりました。
次の記事からは、農地転用申請の流れや私が提出した書類について書いていきたいと思います。